藤沢日本舞踊協会のご案内
藤沢日本舞踊協会は平成5年1月に発足致しました。市内在住で活動している人、市内に稽古場をもって活動している人を対象としています。
伝統芸能である日本舞踊(古典舞踊)の継承と普及を目指し、会員相互の技芸の向上と親睦をはかり流派の垣根を越えて今まで市民会館の大ホールを中心に小ホールを含め16回の公演を行ってきました。
2021年11月14日(日)には小ホールで勉強公演を予定しています。是非ご覧ください。そして新しい仲間をお待ちしています。
日本舞踊の見方
日本舞踊の面白さはあまり知られていません。そこで、幾つかの見方をご紹介させて頂きます。先ず日舞は音楽に合わせて唄が入り、その歌詞に添ってストーリーや内容を踊りで表現致します。もっとも盛んになったのは江戸時代で、大人気だった歌舞伎狂言の合間に、当時の人気の役者が踊りを踊り、それを見た町衆の女性達が習い始めたのがきっかけと言われています。古典舞踊の家元に役者さんが多いのも頷けます。表現されるものには当時の風俗習慣、行事、能から主題をとったもの(例えば「道成寺」)当時起こった大事件(例えば「櫓のお七」)など。もっとも風俗を表すものとしては「玉屋(シャボン玉売り)」「うちわ売り」「朝顔売り」「カツオ売り」等々たくさんあります。できれば歌詞を聞いて頂けるとより詳しく表現している内容がわかり面白さも増します。協会では公演の度に詳しく解説してご覧いただいていますので是非会場にお出かけ下さるようお願いいたします。